感謝は結果で返す。舞台「神様からの贈り物」を終えて、舞台音楽を考える。
どうも、ありめんです!
今回は音響に関しての記事です。
今月、21日22日に
大阪は日本橋「トリイホール」にて公演されました
劇団 MONA
「神様からの贈り物」
(略してかみおく)
無事終了いたしました!
見に来てくださった方、ありがとうございました。
今回も、ありがたいことに音響を担当させていただきました。
今回自分がどう考えて、公演に臨んだかを音楽、音響の事を中心に書きたいと思います。
今回のサブタイトルが、
Cチーム発足記念公演〜感謝の想いを伝える〜
ということで新たにCチームを迎え、新たなスタートとして本公演を迎えました。
追加公演が決定した時に
〜感謝の想いを伝える〜
というのを具体的に音楽や音でどう伝えればいいだろうと考えました。
音楽を変える?思い切った表現をする?など色々考えましたが、ある一つの答えにたどり着きました。それは
役者が役に入り込むための道具に徹する。
という事が自分なりの想いを届ける、ということなのではないかと感じました。
音楽はそのシーンを決定づけるほどの力があると考えています。
しかし、その時に伝えたいメッセージを音楽で伝えるのではなく、絶対に役者に伝えて欲しかったのです。
あくまでこの舞台で伝えたいメッセージを伝えるのは役者であり、音楽や周りのものはサポートであるものと自分は考えています。(まあ、演出的な部分もあるので全部が全部役者の言う事に従って決めていくというのはできないことではあるのですが・・・)
初演の時に、台本をいただいて音楽を考えて、いざ稽古で初披露と言った時に最初は
音楽を流すだけで感謝してもらえました(笑)
でも自分の中ではやっぱりしっくり来ていない部分があって、音楽と演技が全然噛み合っていないと思っていたのにも関わらず感謝されるということは、みんなから
「音響をやっていただいている」
という感覚を持たれているんだとうなと感じ寂しくもあり、そこは自分から変えていかないとなと考えました。
そこで、役者のみんなに、「音楽に関して違和感を感じたら言って欲しい」と言うようにしました。その結果があったか、なかったかはわかりませんが
少しずつ役者からも「ここってこういう感情なんですけど、ここの音楽がしっくりこなくて・・・」と言われてすごく嬉しかったのを覚えています。
そこから稽古や本番を重ねていくうちに自分のこの作品に対する愛も深まってきて、少しずつ違和感は減ってきて役者や演出家の人と音楽演出に関して話し合う機会も増えて来ました。
今では、自ら「こここうしたいんですよね〜」と言って来てくれるようになってとても嬉しいです。(ただ自分がどMなだけかも・・・)
そうして迎えた3回目の公演は、同じ役であっても、チームによって音を流すタイミングだったり、音量だったり全然違いました。SEとかも全然違ったしね。
でも、そこを全チーム同じに決めてしまうと、役者が役に入りきれない、即ちメッセージを伝えられない。
つまり観に来てくださっているお客さんに伝わらない・・・
と自分では思っているので、今後の公演もどMでありつつ(笑)
役者がメッセージをより伝えられる為のお手伝い
ができたらなと思います。
今後も「かみおく」は大きい舞台、全国公演も目指しているので、その時に自分も成長できているように、精進いたします!
今回観に来てくださった皆様、一緒に支え合ったスタッフ陣、役者陣全員に感謝!!
以上!!!
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